基礎講座じゃ。まずはスプラウトの定義から。スプラウトは英語の「sprout」から来ておる。

- (名詞)
- 芽、新芽、若芽(bud)、若枝、側根
- (動詞)
- 他動詞: 1. 発芽させる、芽生えさせる 2. (髭などを)伸ばす
自動詞: 1. 発芽する、芽をふく [木から]新葉/枝を出す
そう。「スプラウト」とは、そもそも植物の新芽の総称で、昨今のブームになっている「スプラウト」と言えば、発芽野菜のことをさすのじゃ。ラディッシュ、マスタード、クレス、レッドキャベツの新芽などは欧米で古くから食べられている。ヴィクトリア朝時代にもブームになった記録がある。
人気の「ブロッコリースプラウト」が誕生したのは、アメリカ合衆国じゃ。1997年、ガン予防医学の権威が開発した新しい野菜なんじゃな。その後、アメリカではブロッコリースプラウトの一大ブームが起こり、日本では1999年に村上農園がブロッコリー、マスタード、クレス、レッドキャベツの4種を「スプラウトシリーズ」として発売。スプラウトの魅力が紹介され、日本でもブームが起こったという次第。
そうそう、おなじみの「もやし」もスプラウトじゃ。もやしは、主に豆類の新芽のこと。さかのぼれば、5千年前の古代中国でも栽培されておったのだそうじゃ。すでにその頃から新芽がカラダによいことを、人類は経験的に知っていたのじゃな。日本オリジナルの「スプラウト」といえば、なんといってもかいわれ大根じゃ。今ならどこのスーパーでも簡単に手に入るかいわれ大根じゃが、歴史は古く、平安貴族なんぞがありがたがって食していた高級食材だったのじゃ。