生きている食べものを使うという意味で、「リビングフード」とも言われます。
ローフードでは酵素やビタミンなどが熱によって壊れてしまうことを防ぐため、48°C以上の加熱調理を行いません。
生の食材しか使わないローフードですが、「浸す」「まぜる」「つぶす」「絞る」「乾燥させる」といった調理法で、 「発酵」や「発芽」の魔法をかけることでサラダだけではないバリエーション豊かな食べ方も楽しめます。

ローフードで最も大切なポイントは、生きた酵素を摂り込むこと。
酵素とは、消化や吸収、呼吸といった生命活動全てに関わる大変重要な物質です。栄養素として有名なビタミンは、実は「補酵素」とも呼ばれ、酵素の働きを助ける成分です。

一般に酵素は熱に弱く、加熱によってその働きを失います。つまり、加熱した食べ物からは、酵素を得ることはできません。 また体内で作られる酵素には限界があり、しかも加齢とともに減少します。
普段の食事にローフードを加えることで、酵素をたくさん摂り込み、「酵素を浪費しない」ライフスタイルを心がけ、体内の「酵素貯金」を積み立てましょう!