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スルフォラファンを最も大量に含む野菜とは何か?…タラレー博士が発見したのは?

スプラウトと基礎医学研究の歴史を学ぼう!

歴史講座2 スプラウトブームの社会的背景と健康志向-2

(1)基礎医学研究から生まれた野菜

さて、全米、いや全世界にインパクトを与えたポール・タラレー医学博士の研究発表について話を続けよう。 タラレー博士の発表で特筆すべき点は2つ。ひとつは、ラットを使った実験により、アブラナ科野菜に多く含まれるイオウ化合物「スルフォラファン」には腫瘍の形成を抑制する効果 [下記グラフ参照]があることがわかったこと。そして、もうひとつは、「スルフォラファン」がアブラナ科野菜の中でも「ブロッコリー」に特に多く含まれていることを発見したことじゃ。 しかし博士の研究はこれで終わらなかった。「ブロッコリーの品種や発芽から成熟にいたるまでの成長段階に応じてスルフォラファンの含有量が異なるのではないか?」というところに着眼したのじゃ。次の研究ステップとして、博士は多種類のブロッコリーを研究室で種から栽培し、それぞれについて調べたところ、仮説の通り、ある特定品種のブロッコリーの発芽3日目の状態で、能力が最大となることを確認したのじゃ。博士はその発芽3日目のブロッコリーの新芽を「スーパースプラウト」と名づけた。そしてこの研究発表以来、スーパースプラウトがアメリカに一大センセーションを巻き起こしたのじゃ。 さて、この「スーパースプラウト」、日本においては唯一、村上農園がポール・タラレー博士の指導を受けて生産しておるので、要チェック!

スルフォラファンが腫瘍の形成を抑制する効果

スルフォラファンが腫瘍の形成を抑制する効果

(2)さらに広がるスプラウトブーム

諸君、ビッグなニュースじゃ。
2004年6月、村上農園が、スーパースプラウトに続く機能性野菜の第2弾として「マルチビタミンB12かいわれ」の生産を開始した。 「ビタミンB12」と「かいわれ(野菜)」と聞いて「あれ?」と不思議に思ったあなた!そうそう、あなたはかなり栄養学に詳しい御仁とお見受けした。素晴らしい! そうなんじゃ。ビタミンB12は動物性の食品に多く含まれ、一般の野菜や果物に含まれない必須栄養素。今回、村上農園が国立広島大学との共同研究で、国内で初めてビタミンB12を含んだかいわれ大根の量産化に成功したんじゃ。ビタミンB12についてくわしくは、このあとの特別講座で説明していくつもりなので、ダイエット中の人や動物性食品が苦手の人は必見ですぞ。
「健康維持のために賢く野菜を摂る」…この考え方は健康への意識の高い人々を中心に急速に受け容れられつつあり、マルチビタミンB12かいわれやスーパースプラウトへの注目度は高い。スプラウトブームは今後さらに広がることじゃろう。

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